オカヤドカリ「うるちゃん」が6月18日頃から砂の中に潜っている。
何度かアクリル越しに丸見えで砂を掘っているのが目撃されているが、脱皮だろうか。前回脱皮から帰ってきたのが4月17日なので、相変わらず早いペースだ。
過去の脱皮事故を繰り返さない為、潜っているケースにマーカーをつけている。
お墓ではない。
潜っているのが1匹だと問題ないのだが、複数潜り始めるとわからなくなるので、マーカーは非常に役に立っている。マーカーは崩落事故に注意して端の方へ挿す。
脱皮だとしたら1か月位は砂の中なので、当面、お別れとなる。
うるちゃん、またね。
「うる」は「ムラサキオカヤドカリ」なので、「ナキオカヤドカリ」よりも大きく成長する。どこまで大きくなるか楽しみではあるが、脱皮槽や水槽自体の大きさ(スペース)にも限りがあるので、狭くならないか心配でもある。
砂に潜る前にかなり大きな巻貝を見ていたが、これに入る準備だろうか…。
写真:バイ(貝)を回して下見する「うる」
潜っているのが現在一番大きい(強い)「うる」である事、他のヤドが砂を掘る行為を最近あまりしない事、気候も安定しているがあるため、おそらく脱皮事故は大丈夫だろうとは思うが、潜っている個体がいる時は、注意が必要である。
過去記事「#3 我が家のヤドカリさん(紹介)」にて、「ヤド6号」がいないことに気がついた方もいるかもしれないが、過去に脱皮中に他の個体に食べられたのではないかと思われる事故があった。
写真:在りし日のヤド6号「むぅちゃん」
健康に育ってくれるのは嬉しいが、出てくるまでの期間が長く安否もわからない為、脱皮については、もう少しどうにかならないものかとは思う。もっとこう、スパッと脱ぐとか。
何はともあれ、7月下旬頃にまた元気に帰還するのを待つばかりである。
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