ヤドり木 (オカヤドカリ)

ヤドり木 (オカヤドカリ)

同居しているオカヤドカリ(たまに植物、他雑記)の日記

#10 やどかり荘の大掃除。掃除の方法、カルキの抜き方。

前回大掃除をしてから1か月半程、やどかり荘(水槽)の砂がだいぶ汚れている。
脱皮に潜ってしまうと暫く掃除ができなくなる為、全員地表に揃っているうちにと思い、大掃除を行うことにした。

(いつもは片方の水槽ずつ、日付を分けて掃除することが多いのだが、今回はまとめて行うことにした。)

行おうとした矢先、空気を読めない 「うるちゃん」が砂の中に潜り始めた。
丸見えで楽しそうに(?)砂を掘る「うる」。
申し訳ないが、砂中より強制退去頂いた。

途中、「ねりちゃん(砂の中にいたようなのだが、全く気がつかず)」をお湯で砂と一緒に数分洗ってしまうという事件もあった…。
大事には至らず、無事に(?)大掃除が完了した。
数が揃っているか、次からもっと気をつけるようにしよう…。

 

~ いつもの掃除の内容 ~

  1. ヤドカリさんを適当に移動。
  2. バケツにユニットケース内のパウダー砂(ウエット砂)あけてお湯で洗う。
    ※最初は最後にカルキを抜いた水で流していたが、太陽で乾かしているうちにカルキが抜けるので、水道水で問題無い事がわかった。
  3. 大きいタライに流木を入れ、熱湯をかけ数分つけておく。(虫対策)
  4. 粗い方のサンゴ砂(ドライ砂)をスコップでバケツへ入れ、お湯で洗う。
  5. 砂をレジャーシートに広げ、外で干す。
  6. 貝殻やポリレジン製の装飾品類、ユニットケース(アクリル製)をお湯(熱湯厳禁)で洗い、室内で乾かす。(特にポリレジン製品は熱湯や紫外線は厳禁。)
  7. 水槽内をティッシュで拭く(濡れ拭き→乾拭き)

 

~ 水槽内の再設置 ~

  1. (念のため)カルキを抜いた水道水で乾いたパウダー砂を湿らせる。
    (握ると団子ができる位、水がしたたり落ちない程度が良い。乾き過ぎているとヤドが潜れない、濡れすぎていると底に溜まった水で溺れたり、汚水が溜まり衛生上良くない為。)
  2. 水槽に①の砂を詰めたユニットケースを設置。
  3. 粗いサンゴ砂(ドライ砂)を1~2cm敷き、ユニットケースの周りを埋める。
  4. 装飾品類、飲み水など小物を配置。

 

【 カルキの抜き方 】

  1. 専用の薬剤を使う。
  2. 自然に抜けるのを待つ。
     夏頃の晴天時⇒(15L程度の水道水の場合)2時間~半日。
     曇りや寒い時期 ⇒1~2日程度。
  3. 煮沸する。
    フタをせずに15~20分以上を目安に沸騰させ続ける。(5分~残留塩素蒸発、10分~トリハロメタンが徐々に除去される。)
    魚の水槽等に使う場合は、沸騰させたあとの水は溶存酸素が少ないため注意。ペットボトルに入れて振ったり、エアレーションで溶存酸素は増やせる。
  4. 他の方法は時間がかかるため略。

 

ご褒美にサトウキビで餌付け。新居もプレゼント。

サトウキビに集るヤド

約15個の新居、全部大きい

日々、細かいメンテは行っているが、結構汚れる。
そして、なぜか、掃除するといつも以上に汚される気がする…。
掃除は半日以上とられるし、結構大変だが、ヤドさんは可愛いから許す。

 

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