ヤドり木 (オカヤドカリ)

ヤドり木 (オカヤドカリ)

同居しているオカヤドカリ(たまに植物、他雑記)の日記

#9 【祝2周年】ちぃ、4歳の誕生日。ヤドの宿選びは難しい。(オカヤドカリ)

6月12日
ちぃ(1号)の誕生日。
(お迎えした日=誕生日)


明日で始めてオカヤドカリを飼って、丁度2年になる。

みんな大きくなぁ…。
・・・・・・ぁ、れ?
「ちぃ」だけあまり大きさが変わっていないような・・・。

お祝いに新しい宿(貝殻)を10個位投入。

貝殻を売っているお店自体少ないし、飼い主とヤド達の両方が気にいる貝殻を探すのは結構難しい。
飼い主的には、色と形に特徴があったり、見栄えが良い物がいいが…。

(画像はイメージです)

見た目がほぼ同じ貝殻でも、入るのと入らないのがあったりする。
数十分に渡り、貝殻をくるくると入念に回してみている時もあれば、1分程度で入れ替わる事もある。
サザエ(特に緑のサザエ)ばかりが人気なので、他の貝殻にも入ってほしいのだが…。(現在、7匹中6匹がサザエ類、うち3匹が緑のサザエ。 ミドリサザエの呪い

どうやら、オカヤドカリは緑色が好きらしい。
海岸線や浅い海は、有機物が分解してでた黄色い色素と青い光が混ざり、緑色っぽくみえる。
緑色を好むのは、生まれ育った故郷の色が遺伝子に記憶されているのか…?


また、周りの環境の明るさでも(暗い環境では暗い色の貝殻を選びやすいといったように、敵から隠れる事に関係するのか)選ぶ貝殻の色に変化が出るという説もあるようだ。
主の体感では、海岸で見かけるオカヤド達は、比較的、自分の体色に近い殻を背負っている個体が多いように思う。
(なお、ビーチによって、黒っぽい体色が多い、黄色っぽい体色が多い…といったように生息する個体の体色自体にも偏りがあるようだ。)

おや・・・? ねりちゃんの様子が…

ねりちゃんの殻が変わりました。

オキニシ科の貝、「フィジーウネボラ」だろうか。

結局、目的だった「ちぃ」の殻は変わらないようで…。
新しい殻(お家)追加で探すかぁ…。
ジャイアン」もそろそろ、新しい殻に変わってもいいのだが…
(いずれ、体が入りきらなくなり、お家というよりもオムツのようになる前には変わってほしい…。オムツオカヤドカリ


当家のオカヤドカリによる貝殻の人気度
 (不人気⇐ ★ーーー★★★★★ ⇒大人気)
 (上方は比較的小さい貝殻、下方は大きい)

●イチゴナツモモ ★☆☆☆☆
●イガタマキビ ★★☆☆☆
●シルバーマウス ★★☆☆☆
●トクサバイ ★★☆☆☆
●ゾウゲバイガイ ★☆☆☆☆
●陸貝類(カタツムリ) ★☆☆☆☆
●ミドリサザエ ★★★★☆
●キングチサザエ ★☆☆☆☆
タツマキサザエ ★★☆☆☆
リュウテンサザエ(大きさ合わず不明)

※今後試してみたい→ニシキウズガイ科、タマガイ科、イトカケガイ科、トウカムリガイ科、オキニシ科、(大きくなったら)リュウオウスガイ

~ お家の参考カタログ ~
・世界の貝 Seashells around the world
鳥羽水族館 貝のギャラリー


追伸1:やどかり荘は今日も平和です。

 youtu.be

追伸2:「みーちゃん」のそれから。
#7(5月29日)の記事にて、指を追ってくる行動が見られている事を書いた。その後3日程は何回も同様の行動が見られていたが、それ以降は従来通り逃げる、隠れるといった行動に戻った。
しかし、本日再び、水槽を覗いて呼ぶと歩み寄ってくる、指の動きを追って左右に移動する行動が何度か見られた。懐いたというより、興味を持っている感じだ。
敵とみなされているのか…あるいは、短時間だけでも仲間(オカヤドカリ)だと思われたのだろうか。「みー」は「あか」にも(触覚による)戦いを挑んでいたり、今日は積極的だ。…何かあるのだろうか…?

リンク ⇒ #7 【オカヤドカリ…懐いた!?】 

 

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記事

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