ヤドり木 (オカヤドカリ)

ヤドり木 (オカヤドカリ)

同居しているオカヤドカリ(たまに植物、他雑記)の日記

#7 【オカヤドカリ…懐いた!?】オカヤドの思考と能力。

ここ2~3日、オカヤドカリの「みーちゃん♂」が主に興味を持ってくれているのか、やけに積極的だ。

彼とは1年半程の付き合い。
隅っこでじっとしていることが多い彼だったが…。


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多少は懐いてくれたのか…!?
何度か動きを追ってくる行動が見られている。
しかし悲しいかな、ただの気まぐれだろう。
オカヤドカリは、人と判別したり、記憶するほどの知能は持ち合わせておらず、懐くことは無いと言われている。
(ただし、個体差もあるかもしれないが、多少「慣れ」はするようだ。)

オカヤドカリ記憶能力と言えば、以前面白い物を見かけたので紹介したい。

沖縄のある海岸でオカヤドカリの足跡を見つけた。
足跡を辿った先には、大きなオカヤドカリがいて、そこを中心に足跡は多方向にのびていた。写真を撮っていなかったのが残念だが、オカヤドカリは、同じ場所を行ったり来たりしているようで、ミステリーサークルさながらの模様が出来ていた。

なんとなく落ち着く場所に戻ってきているだけだろうが、偶然にしては足跡の分岐が多岐かつ広範囲だった為、感覚をどのように使って行ったり来たりしているのかは、非常に興味深い。あるいは、多少であれば場所を記憶することができるのだろうか…?

飼育においても、「記憶」とは言えないかもしれないが、「今までとの差」を感じているのではないかと思う行動が見られる時がある。
例えば、飼育水槽が変わると、暫くは落ち着かない様子で動き回る(元の水槽に戻すか、数日すると大人しくなる)という傾向がある。
また、餌を与えた時、好物でも毎日出していると食べなくなったり、最近与えていなかった餌には異常に食いつきが良い事も多々見られる。(体感的に栄養の過不足を感じ取っているのか、なんとなく最近よく食べた物を覚えているのか、前者なような気もするが、はたして…?)
「人間のような脳」は無くても、オカヤドにも多少の「脳力」はあるのではないか。あるいは、人間が持っていない第六、第七の感覚だとか、科学的に解明されているよりも繊細な特出した感覚を持っているのではないか、と期待してしまう今日この頃だった。

いつか、懐く…まではいかなくとも、もう少し、仲良くなれたらいい思う。
(まぁ、警戒を全くしないのも、ヤドカリとしてはどうなのかとも思うが。)

ともあれ、ある日突然行動に変化が出る事がある、というのもオカヤドを飼育していて面白い点なのだった。

↓最近、度々積極的に向かってくる「みーちゃん」。

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