ヤドり木 (オカヤドカリ)

ヤドり木 (オカヤドカリ)

同居しているオカヤドカリ(たまに植物、他雑記)の日記

#4【癒しなのに中毒性】南国生まれ、オカヤドカリの魅力part2

オカヤドカリの外観~

オカヤドカリ、熱帯域に広く分布するヤドカリの仲間で、和名の通り成体が海岸付近の陸上部で生活する。日本では、主に小笠原諸島と南西諸島に分布し、九州南部(大分県以南)や四国南部にも一部の地域では相当の個体群が存在する。

出典: Wikipedia

 


そんなオカヤドカリの魅力についてまとめていこうと思う。

オカヤドカリの良いところ~
①貝殻

オカヤドカリ本体ではない」という事はさておき、体を保護する為に、まるで人間が服を着るように身に着けている。
見た目がほぼ同じ殻でも、彼らなりの拘りがあるようで気にいらないと入らない。綺麗な貝殻に上手く入った時は、可愛さも倍増する。
主はヤド達に、イチゴナツモモガイ(写真左下2番目)に入ってほしかったが、残念ながら入らず。


②眼

つぶらな瞳。目柄は上下左右に可動でき、眠るときは折りたたむ。上に生えている毛がまつ毛のように見える。暗闇でも活動するが、見えているのか性能は不明。



③ハサミ

左右で大きさが違い、左が大きい。人間のように両手(ハサミだが)を使って器用に食べている。与える餌は、主の食事(味付け前)から取り分けているが、同じご飯を食べているところも愛着が湧く。ハサミの力は結構強いが、主は挟まれたことはほとんど無い(小さい個体は掴んでいたら何度か挟んできたが)。

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④触覚

第1触覚(短いひげ)は、匂いなどを確かめるのに使われる。よく餌や水をペタペタと触っている。ヤド同士出会った時もお互いにペタペタする。第2触覚(長いひげ)は、空間認識用といわれる。また、他ヤドに出会った時に(威嚇か?)振り回したり、貝殻についた砂を払い落とすのに使っていたりする。

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⑤脚

ツメが生えているので、手に乗せた時は、挟んでこないハサミよりこちらの方が痛い(チクチクする)かもしれない。なお、主はついつい(頻度は控えてはいるが)手に乗せて遊んでしまう。本当はあまり触らない方がオカヤドカリには良いと言われる。(網から出ている脚はツンツンしたくなる)

 

⑥後ろ姿

巻貝を背負った後ろ姿もかわいい。貝殻の種類と体の色で個体を区別できる。

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オカヤドカリの残念なところ~

①懐かないと言われる。
脳みそが無いとか言われている。しかし、まだまだ研究も浅い生物だろうし、人間が思っているより知能や感情もあるのではないだろうか。その方が夢があるのでそう思うことにする(主の希望)。

②匂いが気になる。
ヤド自体は臭くないのだが、入れる餌や清掃頻度、環境にもよるが、飼育ケースの匂いが気になる時がある。

③観賞できない期間がある。
脱皮に入ると、大きさにもよるが暫くは砂中から出てこないので、寂しい(Sサイズで年3~4回、20~30日程度は砂の中)。

④貝殻の中身(腹部)は可愛くない。

 

以上、デメリット(?)もあるが、結局は可愛いやつなのである。

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